普通の人でもとれる TOEIC Test 860点 - 初級者向け勉強法

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TOEIC Test 初心者・初級者向けの対策・勉強法を紹介します。


注:ここでいう初級者とはTOEICスコア10〜595程度の人のことです。

1−1.TOEICテストがどういうものかしりましょう。


問題は大きく、リスニングとリーディングの2つのセクションに分かれ、ライティングとスピーキングはありません。 詳しくは、"TOEICがどういうTestかを知りましょう" を参照してください。


1−2.TOEICテストがどういうものかわかったら、今の実力を知るために模擬試験を時間通りに受けてみましょう。


受けるのに適した模擬テストはTOEICテストを運営しているETSが出しているTOEICテスト新公式問題集です。

実際の試験と同様な練習テストが2回分ついています。 TOEIC Testを作っているところが出しているので内容には定評があります。 実際のTestと同じ人が話しているということなので試験に慣れることができます。
この中から一つ選んでやってみましょう。 おすすめは、TOEICテスト新公式問題集〈Vol.6〉 または、TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉 です。
実際に新公式問題集を受けるとTOEICテストの予想スコアレンジがわかります。 ある程度の幅をもって示されますがそのスコアの中心値が600以上であればこの"TOEIC 初心者・初級者向け勉強法"はこれ以上ご覧になる必要はありません。それ未満の方は引き続きご覧ください。


TOEICのスコアをあまり取れない方、英語が苦手な方は大抵、英語の基礎要素、すなわち語彙と文法を身につけていません。語彙と文法は英語の骨子となっているので、これらの基礎なしでTOEICの参考書、対策本、問題集などをやっても(それらの解説を読んでも)正確に理解することができません。 したがって、まずはじめにこれらの基礎を固めることがとても重要なのです。

2−1.語彙力をつけましょう


単語・熟語などの語彙が理解できないと、英語を理解することはできません。語彙の勉強はあまり楽しいものではないかもしれませんが、避けてはと通れませんので地道に勉強しましょう。
語彙力をつけるのに適した参考書は下のよう。

初心者にはこちらがおすすめ


初心者以外はこちらがおすすめ


2−2.文法力をつけましょう


文法力もある程度ないと、英語を聞いても、読んでも理解することができません。また、TOEICテストでは文法に関する問題も多数出題されるので、文法の学習は非常に有効です。
初心者、初級者、英語に苦手意識がある方に合った英文法の参考書は下のよう。

初心者にもわかりやすいと評判の1冊です。 初心者にもってこいの本です。(挫折せずに学習できます)


こちらは英文法の定番参考書です。 初心者のみならず、一般的に使える文法書です。
上のどちらかを一通りやってみましょう。相当文法力が付くはずです。

3.リスニングに慣れましょう


TOEIC 初心者、初級者、英語に苦手意識がある方は英語のリスニングに慣れていない傾向があります。語彙と文法がある程度理解できれば、リスニングも慣れさえすればある程度理解できるようになります。 また、リスニングが理解できるようになるとTOEICのスコアは飛躍的にアップしますので、リスニングのスコアが低い場合はリスニングの強化をはかりましょう。
リスニングの参考書としておすすめするのは下のよう。

TOEICテストを運営しているETSが出しているTOEICテストのリスニング参考書です。 まず、こちらをやってみましょう。聴いて何を言っているか理解できるまで繰り返し聴きましょう。 何回か聴いても、理解できない場合は、何と言っているのか書かれている文章を見ても構いません。最終的には聴くだけで理解できるようにしましょう。 これが物足らないと感じたら、下のものをいくつかやってみましょう。


ここまでくれば、実力は相当付いているはずです。
これまでのことを実行すると、かなりレベルアップしているはずです。仕上げとして、TOEICテスト特有の技術(テクニック)や時間管理について習得しましょう。

4−1.TOEIC テスト戦術を身につけましょう


TOEICテストには特有の出題傾向や知っておくととても役に立つことがあります。これらのことを知っているのと、知らないのではスコアが大きく変わってきます。ですので、これらのことを知って(戦術を身につけて)テストに挑みましょう。
下の本はとても有益なので、内容を理解し、掲載された問題は解けるようにし、記載されている単語、熟語は覚えるようにしましょう。

この本はTOEIC Testのスコアが上がりやすい順に学習し、模擬テストを除いて11日間で学習できるよう構成されています。 TOEIC Testを解答する際の有益な技術(テクニック)が満載です。この技術を一通り習得しておいて損はないでしょう。


いわゆるキム本と言われている本です。 前半がTOEIC Testのパート別の秘訣・急所、後半が語彙という構成になっています。 TOEIC Testを毎回受験したという著者が、最も核心的な要素を厳選して提供しますといっているてだけあってTOEIC Test対策には欠くことのできない1冊となっています。 秘訣・急所の参考になる部分はすべて習得し、語彙もすべて理解できるようになると、ある程度の点数をとることができるでしょう。

4−2.時間管理をしましょう


最近のTOEIC TestのPart 7は文章の量が非常に多くなっており、時間管理をしないと時間内に全問解答することが困難です。 リーディングのPart 5, Part 6をできるだけ短い時間で解答し、できるだけ多くの時間をPart 7に割きましょう。 おすすめの時間配分は下のよう。

Readingの時間配分
Part 5 15分 (1問平均22.5秒)
Part 6 6分 (1問平均30秒)
Part 7 54分 (1問平均1分程度を目安に)

Part 5, Part 6をあわせて20分ちょっとで解答できない人はテクニックを習得したりしてその時間内にできるようにしましょう。
Part 7 は1問あたり1分程度で解答できるようにしましょう。できない場合はPart 7の問題を解く練習をしてその程度の時間で解答できるようにしましょう。
これで”TOEIC 初心者・初級者向け勉強法”は終了です。これまで読んでいただいてありがとうございます。ここに書かれたことを実践すればTOEICのスコアが飛躍的に向上することでしょう。